今回は、夜桜さんちの大作戦は打ち切り?つまらない?パクリの噂についても調査!と題してお届けいたします。
「夜桜さんちの大作戦」は普通の高校生である朝野太陽がスパイ一家の娘:六美と結婚し、夜桜家のメンバーとしてスパイとして成長していく物語。
週刊少年ジャンプで2019年より連載開始し、2024年4月からはテレビアニメ放送の「次世代ジャンプ看板漫画」の候補の漫画です。
これまで読んでこなかった方やアニメ放送にあたって漫画の内容の評価が気になる方も多いのではないでしょうか?
スパイ系のアニメや漫画って最近結構多いよね。読んだことない人にとっては某スパイ家族漫画や某スパイ学園アニメと似ているのかな?
アニメ化されるってことは人気の証だよな。それなりに続いているし、一定数ファンがいて面白いことには間違いなさそうだが・・・実際の評価や口コミが気になるな!
夜桜さんちの大作戦が打ち切り?つまらないと言われる理由はなぜ?
「夜桜さんちの大作戦」は2024年2月現在で漫画21巻まで刊行されており、人気作品の一つに違いありません。
アニメ化されていることがその裏付けですが、実際ネットやSNS上ではネガティブな意見も出ています。
ここでは、つまらないという評価に対して次の4つの切り口で詳細を解説します。
- 序盤がつまらない
- 凶一郎以外の兄弟キャラが空気
- 能力のルール性がイマイチ
- つまらない話と面白い話の差が大きい
序盤がつまらない
「夜桜さんちの大作戦」がつまらないと言われる理由の一つ目は「序盤がつまらない」です。
特に、最初はポッと出のよく分からないキャラが多く、兄弟へスポットが当たることが少なかったために序盤への評価が低かったようです。
連載誌の特性上、最序盤の評価は連載を継続するかどうかの判断基準になるため、かなり重要。
一時期は、読者アンケートの順位も低く掲載順位が最下位まで落ち込んでいたことも「序盤の評価の低さ」を物語っています。
週刊誌で見ると序盤への評価が分かれますが、コミックス派の私は序盤の流れはあまり気になりませんでした。これから読み始める方はあまり気にならないと思います。
継続して読んでる読者からすれば、序盤が・・・というより、進むにつれてどんどん面白くなっているってのが主流な考えだ!
凶一郎以外の兄弟キャラが空気
「夜桜さんちの大作戦」がつまらないと言われる理由の二つ目は「凶一郎以外の兄弟キャラが空気」です。
夜桜凶一郎は言わずと知れた夜桜家の長男で人気キャラクターの一人ですが、一時は主人公より凶一郎が目立ってしまっていたことも。
それもそのはずで、凶一郎は教師として教鞭をとっていたため、必然的に他の兄弟よりも登場回が多くなっています。
また、六美への愛や、スパイとしての実力と立ったキャラをしているので人気度も高いです。
最初こそ凶一郎が目立っていますが、以降は兄弟各人物にスポットを当てたエピソードも展開されるので、安心してください。
能力のルール性がイマイチ
「夜桜さんちの大作戦」がつまらないと言われる理由の二つ目は「能力のルール性がイマイチ」です。
夜桜さんちの大作戦では、スパイ能力の覚醒として「開花」があります。
限られた能力の中で戦法を生み出すというよりも、「硬化」や「破壊」といった能力の強さ自体で敵を倒すことが多く、戦略に欠けるという意見です。
スパイジャンルのため戦略的要素を求めるのも分かりますが、異能系アクションの側面もあるので、そこまで気にする必要はありません。
ワンピースやヒロアカとかだって「戦法を生み出す」場面は少ないしな。
つまらない話と面白い話の差が大きい
「夜桜さんちの大作戦」がつまらないと言われる理由の四つ目は「つまらない話と面白い話の差が大きい」です。
しかし、どんな漫画でも常にハラハラドキドキの展開があるわけではありません。
むしろ、通常の展開に日常回をを入れることでエッセンスとなったり、目立たせたい回がより際立って話題になるといったこともしばしば。
また、「面白い」「つまらない」と感じる場面は人それぞれなので、漫画には落差は不可欠と考えておきましょう。
ここまでネガティブな意見を見てきましたが、実際は高評価も多いです。ここからはポジティブな意見について紹介します。
夜桜さんちの大作戦は面白い!高評価の訳を解説
「夜桜さんちの大作戦」は面白いという高評価が多いのも事実です。
そもそもアニメ化すること自体人気の証ですが、ここでは5つの切口で高評価の理由を紹介します。
- スリル満点の異能バトルとスパイシーン
- 各要素のバランスの良さ
- 物語の展開の速さ
- 主人公の成長スピード
- 絵柄がきれい
スリル満点の異能バトルとスパイシーン
「夜桜さんちの大作戦」が面白い・高評価の理由の一つ目は「スリル満点の異能バトルとスパイシーン」です。
はじめこそ、身体や専用道具を使った戦闘・スパイ要素が多かった本作品ですが、夜桜家特有の「開花」という特殊能力や敵組織であるタンポポのメンバーが持つ能力「葉桜」が登場します。
少年漫画では異能力によるド派手バトルが人気なので、序盤に低迷していた人気も回復していったのだと考えられます。
特殊な能力が出てくれば、差別化され個々のキャラクターに魅力が生まれるため、それが面白さに繋がったということですね。
各要素のバランスの良さ
「夜桜さんちの大作戦」が面白い・高評価の理由の二つ目は「各要素のバランスの良さ」です。
夜桜さんちの大作戦はスパイ要素やバトル要素がメインですが、その他にも「家族愛」「異能力」「サスペンス」「コメディ」など多くの要素がある珍しい漫画。
当初は作調としてコメディ要素が多かったものの、連載2年目以降はシリアス調が多めになっています。
全ての要素がバランス良いように話が進みますが、アンケートの結果によって要素の重みづけを変更できるのが強みですね!
基本はワンピやヒロアカみたいな主人公が成長していく王道ストーリーだ。脇を固める複数の要素も厚めだから今後も人気に陰りはこなさそうだな。
物語の展開の早さ
「夜桜さんちの大作戦」が面白い・高評価の理由の三つ目は「物語の展開の速さ」です。
初登場時は高校生だった太陽も170話時点で22歳で子供も生まれています。
スパイとしての階級も34話時点で銅級スパイ、銀級スパイを経て、現時点で金級スパイと最上位に上り詰めています。
少年漫画では珍しく漫画内での時の流れも比較的早いため、その分物語の展開の早く、状況や環境の変化も楽しめます。
現実世界と同じ、もしくは早いスピードで展開される漫画はあまりないですよね。サザエさんなんてずっと同じ年代を繰り返してますし・・・
主人公の成長スピード
「夜桜さんちの大作戦」が面白い・高評価の理由の四つ目は「主人公の成長スピード」です。
少年漫画なので、やはり主人公の成長要素は欠かせません。
主人公の朝野太陽は事故で独り身になった、気落ちしている高校生。
それを気にかけてくれている夜桜六美と恋仲になり、結婚し夜桜家へと入ります。
スパイ一家である夜桜家での修行を積みスパイとしての才覚、さらには夜桜家が持つ特有の能力「開花(のちに万花繚乱)」にも目覚めます。
また、漫画内での時の流れの速さも成長スピードの早さに繋がっていると考えられます。
絵柄がきれい
夜桜さんちの大作戦が面白い・高評価の理由の四つ目は「絵柄がきれい」です。
それもそのはずで、作者の権平ひつじ先生は「ポロの留学記」という作品を連載しており、読み切りも複数ジャンプで掲載経験あり。
絵柄の綺麗さは折り紙付きで、夜桜さんちの大作戦の話数を追うごとにさらに綺麗な絵柄へと進化しています。
戦闘シーンやシリアスシーンは魅力満点です!
夜桜さんちの大作戦の打ち切りの噂が出た理由はなぜ?
「夜桜さんちの大作戦」は2024年現在、打ち切りになっておらず、完結していません。
しかし、これまで打ち切りのウワサは多く、何度も低浮上から返り咲いたことから「フェニックス」とも呼ばれています。
検索ワードが不思議だったから何かと思ったけど、打ち切り危機をなん度も脱していたことが由来だったんだな。
ここでは、具体的な3つの理由について、紹介します。
一時期掲載順位が低くアンケートで低評価
「夜桜さんちの大作戦」打ち切りの噂が出た理由の一つ目は、連載初めの頃に掲載順位が低くアンケートで低評価だったことです。
つまらない意見での序盤のネガティブ意見にも通じますが、一時期は掲載順位が最下位になったこともありました。
何度も二桁順位に停滞していたことがありますが、その都度復活を果たしています。
同時期に別作品の短期打ち切りが多数あったという運も一つの要因ですが、作者の機転が功を奏したと言えるでしょう。
作者の意味深コメント
「夜桜さんちの大作戦」打ち切りの噂が出た理由の二つ目は、作者の意味ありげな巻末コメントです。
2023年11月に発売された21巻の巻末コメントには、「そろそろ終盤を迎えつつある、この家族の物語」という意味深な言葉が記されていました。
言葉通りに取れば、もうすぐ最終回を迎えるか、最終章に入っているということですね。
物語の転換(5年後の世界)も見られることから、読者から「打ち切りでは?」と思われたのかもしれません。
コメントの真相は分からないですが、事前に終わることが分かってるなら打ち切りって言うより順当な完結じゃないかな?
過去作品の打ち切り
「夜桜さんちの大作戦」打ち切りの噂が出た理由の二つ目は、過去作品の打ち切りです。
権平ひつじ先生は「ポロの留学記」を過去にジャンプで連載していますが、全2巻で連載終了しています。
全2巻(17話)は打ち切り作品の連載の長さに他ありません。
過去作品が打ち切りで終了となったことから「夜桜さんちの大作戦」も打ち切りになるのでは?という噂に繋がったのです。
夜桜さんちの大作戦はスパイファミリーのパクリなの?
「夜桜さんちの大作戦」には、スパイファミリーのパクリではないか?という声が上がっていますが・・・
実際のところ、パクリでもなんでもありません!
「スパイ」「家族」といったコンセプトは同じですが、全く別物の内容です。
この世には多くの漫画がありますし、「スポーツもの」「バトルもの」それぞれ必ず似通った設定は出てくるので、それらをパクリと言ってたらキリがありません。
大雑把に言えば「ワンピースの悪魔の実」「HUNTER×HUNTERの念」「ヒロアカの個性」「ナルトのチャクラ」だって同じになってしまいます。
コンセプトが多少似ているからと毛嫌いするのではなく、その作品自体の面白さを評価するようにしましょう!
実は「夜桜さんちの大作戦」と「スパイファミリー」は連載開始時期が近いです。作品の大筋の展開は連載前に固めるので、時期が近い両者がお互いパクっているなんてことはありえないと思います!
以降は、打ち切りのウワサについて見ていくぞ!
夜桜さんちの大作戦は打ち切り?つまらない?パクリの噂についても調査!|まとめ
本記事では、夜桜さんちの大作戦は打ち切り?つまらない?パクリの噂についても調査!と題してお届けしました。
ここまでの内容を簡単にまとめると、
- 「夜桜さんちの大作戦」つまらない理由は、「序盤が不評」「凶一郎以外の兄弟キャラが空気」「能力のルール性がイマイチ」「面白い話の差が大きい」
- 実際は面白い!「スリル満点の異能バトルとスパイシーン」「各要素のバランスの良さ」「物語の展開の速さ」「主人公の成長スピード」「絵柄がきれい」が魅力!
- 過去には打ち切りになりそうにあったこともあったが、フェニックスのように返り咲いている
- 他作品のパクリは状況的にも考えられない
どんどん面白くなっていく漫画なので、アニメの続きにも期待が高まりますね!
ジャンプの中でも超大型作品が終盤に差し掛かっているから、頑張ってほしいな。まだまだ続いてほしいぞ!