名探偵コナン長野県警なぜ優秀？登場回＆メンバーもまとめて紹介！

今回は、名探偵コナン長野県警なぜ優秀？登場回＆メンバーもまとめて紹介！と題してお送りします。

連載から30周年経った2024年の最新作映画が興行収入を150億円突破し、常に人気トップの青山剛昌先生が描く「名探偵コナン」。

APTX4869によって子供の姿になってしまった高校生探偵の工藤新一が、黒の組織の陰謀を暴くために奔走する推理漫画です。

これまで数多くのキャラクターが活躍していますが、中でも長野県警メンバーが優秀と話題になっています。

名探偵コナンの長野県警メンバーの登場回となぜ優秀と言われているかその理由を解説します！

名探偵コナン長野県警とは？

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— 名探偵コナン公式アプリ (@conan_app) September 11, 2021

コナンが事件を解決する上で欠かせない存在の各都道府県の刑事たちも魅力的なキャラクターがたくさんいる名探偵コナン。

長野県警は警察庁が管轄する都道府県警察に属し、警察庁→都道府県警察の中の各都道府県知事→各都道府県公安委員会→各都道府県警察となっています。

長野県警は他の県警とも比べるとかなり優秀なキャラが多いことで有名で、さらに諸伏や黒田などの重要なポジションを与えられているキャラもいました。

隣接する群馬県警の山村警部のへっぽこ具合が強調されてしまうほど、優れたメンバーが揃っている長野県警は2025年映画のメインキャラになる噂も。

その噂の出所は2024年4月に公開された映画の最後に映った次回予告で長野県警のメンバーが登場したことです。

長野県警は今後もコナンの謎解きに力を貸してくれる強力な登場人物になるでしょう。

名探偵コナン長野県警はなぜ優秀なのか？

これまでの登場回でその有能さを発揮してきた長野県警メンバー。

名探偵コナンではさまざまな個性の刑事が多く登場しますが、事件解決をコナンに取られてしまうことから揶揄されることもしばしば。

そんな中でなぜ長野県警が優秀なのか解説していきます。

そもそも個人が優秀すぎる

長野県警が優秀とされていますが、メインキャラ3名がそれぞれとても有能な人物であることが確かです。

その優秀さゆえにコナンや灰原から黒の組織の一員ではと疑われたほどです。

諸伏は推理力の高さはもちろん、東都大学を主席で卒業するほどの頭脳を持ち豊富な知識を事件解決に役立てています。

大和もコナンが唸るほどの推理力を持ち、上原は安定した観察力がありバランスの取れたチームであることがわかります。

諸伏、大和、上原の3名に共通して、コナンの推理も小学生だからといって邪険にせずきちんと聞き入れる姿勢も読者から評価されています。

「県警の黒い闇」でコナンが長野県警に事件解決を任せて帰宅するという珍しい展開になったのも、3名の捜査能力と推理力の高さを示しました。

警察庁関係者が多い

地方の県警ですが、都道府県警察を取りまとめる警察庁関係者が在籍しているのも優秀なポイントです。

諸伏はキャリア試験を受けられるにも関わらずノンキャリアで県警入りし、一時期は所轄へ左遷されましたが、自力で本部に戻る実力も持ち合わせています。

そして弟の景光はスコッチのコードネームで黒の組織に潜入捜査していました。

兄の高明は、景光の死後に公安刑事であり組織に潜入中に殉職したことを悟り、さらに古谷零＝安室透ということにも気づいている数少ない人物です。

また、黒田は出向していた元長野組で、現在は警視庁の管理官を務めています。

古谷零をバーボンと呼んだことから、警察庁警備局に所属する裏理事官で古谷に潜入を命じた人物であることが判明。

事情に気づいている諸伏に対しても、安室が組織に潜入していることがバレないよう便宜を図らせるシーンもありました。

黒田と諸伏は内部の秘密を共有している重要人物であることがわかります。

名探偵コナン長野県警のメンバー一覧

名前	初登場
諸伏高明	コミック第65巻、アニメ第558話
大和敢助	コミック第59巻、アニメ第516話
上原由衣	コミック第59巻、アニメ第516話
黒田兵衛	コミック第86巻、アニメ第810話
甲斐玄人	コミック第59巻、アニメ第516話（虎田逹栄に殺害され死亡）
竹田繁	コミック第86巻、アニメ第810話（秋山信介に殺害され死亡）
鹿野晶次	コミック第86巻、アニメ第810話（秋山信介に殺害され死亡）
三枝守	コミック第86巻、アニメ第810話（武田繁警部殺害事件の重要参考人）
秋山信介	コミック第86巻、アニメ第810話（武田、鹿野を復讐のため殺害）
山田	アニオリ第143話「疑惑の天地観測」
水戸光一	アニオリ第203話、第204話「黒いイカロスの翼」

長野県警は原作で9名の刑事、アニメオリジナルで2名の刑事が登場。

その中でも諸伏、大和、上原の3名がメインキャラとして作中や映画でも度々登場しています。

それぞれのキャラクターを詳しく紹介していきます。

諸伏高明（もろふしたかあき）

刑事部捜査一課の警部で大和警部のライバルである諸伏高明は、ノンキャリで県警本部入った変わり者と言われています。

東都大学を主席で卒業するほど聡明で警察としても実績があり優秀な警部。

大和が行方不明になった事件を単独で追う勝手な行動をし、強引に解決したせいで所轄へ異動となりましたが、自らの力で長野県警に復帰しました。

三国志などを引用した独特な比喩表現を好んで話す話し方が特徴的です。

コミック65巻に収録されている「死亡の館、赤い壁」にて初登場し、大和からの捜査協力を受けた小五郎たちと赤く塗られた壁に残された遺体に隠されたメッセージを解明しました。

コナンとの出会いもこの事件で、諸伏はコナンの推理力の高さに気づき積極的に捜査に関わらせようとしています。

諸伏といえば、高明は公安で黒の組織に潜入していたスコッチこと諸伏景光の兄だと判明しています。

大和敢助（やまとかんすけ）

大和敢助は刑事部捜査一課の警部で、幼なじみで両思いの上原からはかんちゃんとあだ名で呼ばれています。

大和の最大の特徴である隻眼で杖をついていることから、一時期コナンから黒の組織のNo.2ラムではないかと疑われていました。

洞察力と推理力はコナンも認めるほどで、眠りの小五郎の正体がコナンであることも見抜いている切れ者。

モデルとなった人物は武田信玄の軍師、山本勘助で色黒で隻眼、足が不自由な点が共通した特徴です。

上原由衣（うえはらゆい）

初登場時虎田姓を名乗っていましたが、虎田家で起きた事件で夫を亡くし、旧姓の上原に戻り刑事に復帰しています。

刑事部捜査一課の警部補で大和をかんちゃんとあだ名で呼んでしまう癖が抜けず捜査中は諭されることもありました。

2009年に公開された映画「漆黒の追跡者」では4都県の合同捜査に参加。

容疑者を追い込んだところ刃物で狙われたましたが警視庁の目暮に間一髪で助けられました。

美人なだけでなく同県警メンバーと同様に優秀な刑事で、観察力と洞察力に優れています。

黒田兵衛（くろだひょうえ）

メインキャラとは外れますが、黒田兵衛は元々警視として警視庁で勤務後、長野県警に出向し、現在は警視庁の管理官です。

黒田も長らくラムでは？とコナンや読者から予想されていた人物で、大柄で義眼が共通する特徴でした。

安室＝バーボンということを知っていたためラム疑惑がありましたが、黒田は公安のトップで裏の理事官として安室のスパイ活動を知っていたためラムの疑いがはれました。

初登場は86巻から収録されている「県警の黒い闇」で、コナンの推理を認めていて、小五郎の知恵袋として評価しています。

その他

その他に長野県警メンバーとして登場したキャラをまとめて紹介します。

甲斐玄人巡査は59巻収録の「風林火山」に登場、6年前に崖から転落死しています。

流鏑馬の練習中に転落したと言われていましたが、虎田逹栄に殺害されていたとコナンたちの推理によって判明しました。

武田繁警部と鹿野晶次警部補は86巻収録の「県警の黒い闇」で秋山信介巡査部長の復讐によって殺害され死亡しています。

三枝守警部も秋山に殺害されそうになりましたが、大和に救われ免れ事件の重要参考人となりました。

アニメオリジナルで2名の刑事が登場。

143話「疑惑の天地観測」では、長野県に星を観にきたコナンと蘭、園子が事件に巻き込まれた際に管轄の刑事として山田刑事が登場しました。

203話、204話「黒いイカロスの翼（前・後編）」では、長野県にレジャーで訪れたコナン、蘭、小五郎と捜査に当たった所轄の刑事、水戸光一が登場しました。

名探偵コナン長野県警の登場回(アニメ＆漫画)まとめ

タイトル	アニメ話数	漫画
疑惑の天地観測	第143話	なし
黒いイカロスの翼	第203話〜第204話	なし
風林火山・迷宮の鎧武者	第516話	第59巻：FILE5〜10
風林火山・陰と雷光の決着	第517話	第59巻：FILE5〜10
危険な二人連れ	第557話	第65巻：FILE6〜7
死亡の館、赤い壁	第558話〜第561話	第65巻：FILE8〜66巻FILE1
毒と幻のデザイン	第652話〜第655話	第74巻：FILE8〜75巻FILE2
赤い女の悲劇	第754話〜第756話	第82巻：FILE11〜83巻FILE3
県警の黒い闇	第810話〜第812話	第86巻：FILE9〜87巻FILE2
キッドvs高明・狙われた唇	第983話〜第984話	第96巻：FILE4〜7
36マスの完全犯罪	第1003話〜第1005話	第97巻：FILE2〜6
群馬と長野・県境の遺体	第1123話〜第1124話	第102巻：FILE2〜4
劇場版・漆黒の追跡者	2009年映画	–

おすすめ話①風林火山

風林火山の2作は大和と上原が初めて登場してきたストーリーです。

虎田家で起きた事件の捜査依頼を受けて長野県に訪れた小五郎と蘭とコナンが上原、大和と出会い武田信玄の軍略になぞらえた事件を解決する内容。

上原は大和が雪崩に巻き込まれ死亡したと思い込み、6年前の甲斐巡査の死と虎田家の関係を睨み警察を辞めて虎田家に嫁いでいたので一般人の虎田由衣として登場しています。

しかし大和は生きていて、同じく甲斐巡査の死亡事件について捜査中にコナンたちと遭遇しました。

名探偵コナンとしての謎解きはもちろん、大和と上原の恋の進展も気になる作品です。

おすすめ話②県警の黒い闇

「県警の黒い闇」は黒田兵衛が初登場した回です。

コナンと蘭、小五郎は長野県の川中島を観光中に長野県警メンバーに遭遇。

そんな中で川中島古戦場跡地で竹田警部の首を川で発見し、次々に県警メンバーが殺害されていく事件に発展したのです。

武田信玄と上杉謙信の間で起きた川中島の戦いがモチーフになった話で、犯人を突き止めるまでの推理に武田二十四将が関わることで大和も犯人の候補に。

捜査に加わった黒田が現場の状況から大和を指名手配するなど、話の展開も魅力的で人気の回です。

おすすめ話③劇場版・漆黒の追跡者（チェイサー）

2009年に公開された劇場版シリーズの第13作目「漆黒の追跡者」では、大和と上原が登場しました。

東京、神奈川、静岡、長野で起きた連続殺人事件の謎を解明しながら、黒の組織と対決するストーリーです。

京都で起きた火災事件が発端となっていることから、服部平次と和葉も参戦。

長野メンバーの出番はさほど多くありませんが、上原は目暮警部に命を救われるなど、普段ではあまり見られない各県警の刑事たちの絡みが見れる映画ならではの面白さがあります。

また、劇場版シリーズの中でも黒の組織との対決があることからも人気の作品です。

名探偵コナン長野県警なぜ優秀？登場回＆メンバーもまとめて紹介！｜まとめ

今回は、名探偵コナン長野県警なぜ優秀？登場回＆メンバーもまとめて紹介！と題してお送りしました。

ここまでの内容を簡単にまとめます。