今回は、怪獣8号ミツケタの正体は?カフカはなぜ寄生された?暴走の意味も解説!と題してお送りします。
怪獣大国の日本で討伐に奮闘する防衛隊として活躍する主人公の日比野カフカが、「ミツケタ」と発する幼獣に寄生され怪獣8号として戦う本作。
ミツケタについて原作で多く語られず謎が多く、その正体や目的は不明です。
いったい、何者なのか?カフカに寄生した目的について考察していきます。
正式な名前は明かされてないのですが、セリフが名前として浸透するようになりましたね!
選んだ意味や、暴走した理由についても考えていくぜ!
怪獣8号ミツケタの正体を考察
ミツケタの正体は現時点で明らかになっていません。
ミツケタは市川レノとカフカが解体作業中に発生した余獣に襲われ、病院で療養していたところに現れました。
わかっていることはカフカに寄生した幼獣で、口内から侵入し体を乗っ取り、識別番号を与えられ大怪獣になったことです。
フォルティチュードは9.8で、歴史に名を残すとまで言われる強さを持つ8号に変身させた、その正体について可能性も含めて考察していきます。
2人はお互いを助けるために奮闘していましたね!ピンチの時に亜白ミナが駆けつけであっさり討伐して助かりましたが、防衛隊への再チャレンジを後押しする出来事となりました。
ミツケタって言うくらいだから誰かを探していたんだろうな。ポイントはレノもいる病室で、カフカに接近した点だな!3つの視点から考察してみよう!
カフカが未来からループした姿
カフカが未来から転生して現れた姿が「ミツケタ」である可能性があります。
怪獣9号に負け何度もループをして9号を倒せる逸材を探していたところに、現在の姿を見つけて体を乗っ取ったのです。
ミツケタは誰かを探していて、カフカに出会ってセリフを発したため、彼を知っている未来の姿であると導きました。
未来で怪獣を倒すために奮闘し、幼獣の姿になっても討伐のために動いていたとしたら主人公感もあって納得できますね。
本作はコメディ要素もあるので、未来ではなぜ幼獣の姿になったのかも描かれればストーリーとしては面白い展開になりそうです。
しかし本格的なバトル作品が突然タイムリープするとなると、物語として破綻しかねないのであくまでも可能性の考察でした。
バトル漫画が急にSF的な展開に!?未来視は鳴海隊長のナンバーズ1の能力にもあるので「未来を知っている」は考察のキーワードにもなりそうでうすね…。
未来の姿に関連して、例えば未来予知ができるタイプで、9号による支配を予知してそれを阻止するために戦える人物を探していたとかも考えられるな!
怪獣9号の一部or怪獣9号が作った
怪獣9号の一部が幼獣化した、もしくは9号によって作られた存在であるとも考えられます。
ミツケタと9号には共通点があり、人間の言葉を話す、思考する、人間を怪獣に変化させることができます。
亜白ミナが9号に吸収されそうになった際に、ミナは9号の中に何百もの怪獣や歴戦の偉人たちが取り込まれていたのを見ました。
9号の知能と学習能力の高さはそこにあり、ミツケタが9号の一部であれば共通点が多いことにも合点がいきます。
作中で初登場の人間の言葉を話す怪獣で、知能の高さと8号という歴史に残るほどの存在を生み出した力は9号との関連性を無視できません。
しかし9号の一部もしくは作られた存在であると、現在は人間の味方であることも疑問が出てきます。
人間の思考を得たことで、9号を裏切り倒す算段をつけていたらとりあえずは防衛隊と利害も一致し敵対しませんが、いずれにせよ脅威になるでしょう。
ストーリーとしては9号を倒した後の新たな敵として防衛隊と対立する展開もありそうです。
9号の一部だとしたらなぜカフカが良かったのでしょうか?何を探していたんですかね…。9号側のメリットは解放戦力がほぼないことでしょうか。
9号目線で考えると、大怪獣になれる器を探していたとか?一緒に支配する世界を作るために強い怪獣を必要としていたのかもな。だが人間の思考力を持つ怪獣は9号にとっても脅かしいな…。
怪獣殲滅のために人間を利用
5巻36話で「カイジュウ…コロス」と発言していたことから、目的は怪獣の殲滅であると想像できます。
原作では語られていない、過去に何かしらの因縁があったと考えるのが自然でしょう。
怪獣なのに怪獣を根絶やしにしたい理由こそ不明はですが、現時点では人間を味方につけて利用していると言えます。
怪獣を殲滅する目的を達するために、大怪獣と戦える力を与えて人間を利用しカフカに近づいたと考察できます。
なぜ怪獣を絶滅させたいのでしょうか?9号に何か恨みでもあるのかしら…。人間を利用して防衛隊を味方につけたのは策士です。
怪獣に恨みがあるというより、9号を超える怪獣になりたいとかも考えてそうだな。知能は9号以上だが、小さい姿では最強になれないから適応できそうな人間を探していたとか?
怪獣8号ミツケタの本当の目的
カフカを選んだ理由について考えましたが、ミツケタの本当の目的は明確ではありません。
5巻36話では「カイジュウ…コロス」というセリフがありましたが、その真意とは一体何でしょうか。
ミツケタの本当の目的について考えていきます。
本作の最大の伏線ですね!たとえば、子供の頃に助けた怪獣でお礼に力を与えるために探していたとか?
一昔前の漫画のオチにありそうだな!人類の平和を望むか、最強の怪獣として君臨するか究極の2択のような考察を紹介しよう!
未来を変えるため
ミツケタが未来からタイムリープしたカフカだと仮定して、怪獣に負けた未来を変えるために現れたと考えられます。
36話のセリフからは怪獣に対して強い憎しみを抱いていることが読み取れます。
セリフの通り怪獣を滅亡させることが目的と考えることが自然でしょう。
ミツケタの影響で変身前でも識別怪獣の気配を察知する能力がついてきたのも、より強い怪獣を感知して倒すためだと考えられます。
全ての怪獣を倒すという未来に変えるために自身を怪獣8号へと変貌させ、9号に唯一対抗できるほどの力を与えたのです。
9号討伐の最中に記憶が共有されたりしたら伏線回収にもなって面白いですね!気持ちの部分でもパワーアップしそう!
9号を倒した後も自我を保って防衛隊としていられれば問題ないが…。次の可能性だと少し危険な要素もあるぞ!
怪獣の頂点に立つため
36話のセリフと、8号の圧倒的な強さから、最強の怪獣として頂点に立つことが目的とも考えられます。
人間に寄生し思考を手に入れ、本来のパワーと合わせて戦闘力をつけることで現段階で最強の9号を上回る可能性があります。
「カイジュウ…コロス」のセリフを恨みをはらすと捉えるのではなく、同族嫌悪の自己中心的なミツケタの野望だと捉えることもできますね。
最強と言われる怪獣9号を倒し、暴走してカフカを完全に取り込めば新しい最強の怪獣になることもできるでしょう。
そうなると防衛隊としては、現状唯一の対抗手段が8号なので、8号が暴走した場合は太刀打ちできないのでミツケタが最強の怪獣になります。
ミツケタが怪獣の裏トップになるとは!そうなったら防衛隊としては結構やばいですね。
支配欲はなさそうだから孤高の存在なのかもな。だがそうなってくると勝てる相手がいないから収拾がつかないので可能性は低そうだ!
怪獣8号ミツケタがカフカを選んだ意味・なぜ寄生された?
カフカの目の前に突如現れたミツケタは、そのセリフから目的を達成できる人物を探していたと考えられます。
さらに、同じ病室には市川レノもいたにも関わらず、カフカを選んだことに意味が隠されていそうです。
ミツケタが彼を選んで寄生した意味について現時点で考えられる2つの内容を考察していきます。
もっと言えば防衛隊には優秀な人材がたくさんいますから、カフカであることに大きな意味がありそうに感じます!
やはりポイントは解放戦力かな?もしくは未来の姿か、過去に一度会っているか…。可能性は尽きないな!
怪獣化に適合できる逸材だった
市川レノは若くて体力もあり、解放戦力も高いことから優柔な人材であると言えますが、そんなレノよりカフカを選びました。
そこでミツケタが探していた人物は、怪獣化に適合できて怪獣と戦えるような力を持たない人間だったと考えられます。
カフカの解放戦力は0%が1%になる程度で防衛スーツに適応せず怪獣と戦える人間ではありません。
だからこそ怪獣に適合できる人物であり、ミツケタが探していた逸材だったのです。
よくある展開としては、これから両者は意識の中で協力し合って9号をともに倒すシナリオが予想されます。
解放戦力1%がレノを選ばなかった理由になるというワケですね。保科とナンバーズ10のような関係を築ければ8号もより強くなれそうです!
そもそもカフカが適合者で合ったのは偶然かもしれないが、そう考えるとハッピーエンドへの伏線になるな!
隠れ蓑に適していた
ミツケタの目的がセリフ通りに怪獣を殲滅することと仮定して考えると、人間の知能を有して戦う手段をとる賢い判断をしました。
元々知能と強力なパワーを持ち合わせてはいるものの、幼獣の姿では大怪獣に太刀打ちできないと判断し、取り込む人間を探していたと予想します。
そんな時に、解放戦力が全くないカフカを見つけ、抵抗される力もないことを察し、選んだのでしょう。
怪獣を全滅させて目的を達成するために、カフカの体を隠れ蓑として選んだと考えられます。
幼獣の姿では自分より大きな怪獣や、防衛隊でなくとも人間にすぐ討伐される可能性が高いと思って寄生できる人間を探していたのですね!
怪獣と戦えないから寄生することができて、最終的には完全に体を乗っ取ることもできると考えたのかもな!
怪獣8号ミツケタの暴走の理由とカフカへの影響
カフカは防衛隊に怪獣8号の正体がバレた際、長官の四ノ宮功との戦闘中にミツケタを暴走させました。
カフカの意識を取り込んだミツケタはまるで怪獣を倒す殺戮マシーンのように攻撃を繰り広げ四ノ宮功を圧倒。
暴走した理由と暴走によってカフカの身に起きた影響を解説していきます。
四ノ宮元長官によって兵器化せずに戦力として扱われるようになりましたが、怪獣化はデメリットも大きいです。
今でこそ防衛隊として認められているが、今後も8号とうまく付き合えないとカフカの身も危険だな。
ミツケタの過去の暴走について
5巻36話にて、カフカの正体が8号であることが防衛隊にバレてしまい、防衛隊長官の四ノ宮功と戦うことになります。
功の猛攻に耐えきれず、8号化してしまい、さらにミツケタが暴走し、カフカは意識を失いました。
「カイジュウ…コロス」というセリフとともに功を追い込み、2号と8号が時代を超えて衝突。
カフカが何とか意識を取り戻したところで戦闘が終わったのでした。
このときの暴走のトリガーは四ノ宮功のナンバーズ2との対峙を機に、ミツケタが2号を察知したからだと考えらえます。
2号が生きていた当時に最強だったこと、四ノ宮功が防衛隊最強と言われていることを含めて、より強い怪獣を目の当たりにしたことが暴走のきっかけになったのでしょう。
立川基地で10号と対峙したときや、相模原掃討作戦で9号と戦ったときに暴走しなかったのはどちらもプロトタイプで当時はそれほど強くなかったからだと思われます!
暴走によるカフカへの影響について
ミツケタの暴走によって意識を失い、体は8号として戦わされたカフカ。
これまでの怪獣討伐に8号として活躍を見せていますが、カフカ8号化の影響が懸念されています。
108話では、怪獣化することで人間に戻れなくなっていっていることが判明しました。
長時間の怪獣化によって同化が進み人間に戻れなくなることがわかっています。
9号との戦闘は今後も長時間化していくことが確実とされているので、カフカの身がどうなるのか注目です。
すでに怪獣化によって人間の姿に戻れない部分も出てきていますね。
だが、カフカは身も心も怪獣になるなら人間として死ぬと決意しているから8号を完全にコントロールして防衛隊の唯一の戦力であり続けてほしいぜ!
怪獣8号ミツケタの正体は?カフカはなぜ寄生された?暴走の意味も解説!|まとめ
今回は、怪獣8号ミツケタの正体は?カフカはなぜ寄生された?暴走の意味も解説!と題してお送りしました。
ここまでの内容を簡単にまとめます。
- ミツケタの正体は?→カフカがループしてきた未来の姿で目的は怪獣の殲滅
- カフカを選んだ意味は「怪獣8号の適合者」だったため
- 暴走のトリガーは怪獣2号?怪獣化で今後、カフカが人間に戻れなくなる危険もある!
怪獣8号の最大の謎ミツケタについて考察してきました!9号を倒せる唯一の存在として力を得たカフカの今後に注目です!
最終回に全て回収されることに期待だ!