今回は、戦隊大失格はつまらない?面白い?打ち切りの噂の理由はひどい炎上?と題してお送りします。
2024年にテレビアニメ放送が開始され、怪人の下級戦闘員が主人公という異色な内容で人気を博している「戦隊大失格」。
春場ねぎ先生の最新作ということで、かなり期待感が高まる本作ですが、ネット上での評判は二分されているようで・・・
五等分の花嫁と著者が一緒ということで、期待が集まってるみたいですが・・・全然ジャンルが異なっているからなのでしょうか?
設定も面白いが、逆にその設定が分かりにくいっていう意見もあるみたいだ!
戦隊大失格がつまらないと言われる理由
戦隊大失格がつまらないと言われる理由は主に以下の4点です。
- 内容やキャラが意味不明で分かりにくい
- フォントが読みにくい
- 逆張りがひどい
- 前作の五等分の花嫁からの期待感
それぞれ詳しく解説していきます。
内容やキャラが意味不明で分かりにくい
つまらないと言われる理由一つ目は「内容やキャラが意味不明で分かりにくい」ことです。
戦隊大失格がヒーロー戦隊ものが元々持っている構造(ヒーローが必ず勝ち、悪役が成敗される)とは違った内容です。
実際に作品の中では、悪役側の思考や描写が多く、構造自体が今までのヒーロー戦隊ものとは一線を画しています。
これまでの常識が覆され思考が追いつかないことから、「意味不明で分かりにくい」に繋がったのではないでしょうか?
初めはとっつきにくい部分はあると思いますが、読んでいくうちに「ヒーローと悪役の逆転による分かりにさ」には慣れていくでしょう。
「意味不明」「分かりにくい」といった意見の中には、キャラの見た目が似ていて分かりにくいってのがあったぞ。ただ、よく見ればそれぞれ個性あるし、アニメならカラーだから安心だな!
フォントが読みにくい
作中で必殺技紹介に使われている「フォントが読みにくい」点もつまらないといった評価に影響を与えています。
ただし、セリフなどのフォントが読みにくいわけではなく、キャラ紹介や必殺技紹介に使われる独特なフォントのことです。
その独特なフォントが不評の一つの原因と言えます。
「フォントが厚めで太い」「バツ印のマークがついている」ためかなり特殊な文字になっていて抵抗感がある人が多いみたいですね。ただし、話自体には直接関係ないので、そこまで気にする必要はないと思います。
逆張りがひどい
「逆張りがひどい」ことも、戦隊大失格がつまらないと不評を受ける理由の一つです。
読む際に元々のヒーローものを期待していた方々が感じることではないでしょう?
「戦隊大失格」は、従来のヒーローものの枠組みを逸脱し、悪役とされるキャラクターに焦点を当て、彼らが直面する葛藤や成長を描いています。
ジャンルの慣習に逆らうことで否定的な意見も出てくるのは当然です。
しかしながら、それは作品が独自のスタンスを持っているということであり、作品の魅力の一つになっているようです。
元々のヒーローもの好きには受け入れがたい内容になっているからな。
前作の五等分の花嫁からの期待感
四つ目のつまらないと言われる理由は「五等分の花嫁からの期待感」です。
春場ねぎ先生の前作である「五等分の花嫁」はアニメ化・映画化・ゲーム化までされた超人気作品。
当然、最新作である戦隊大失格にも期待感が高まりますが、前作と比べると・・・という声があります。
しかし、五等分の花嫁は恋愛ストーリーです。
戦隊大失格はヒーローと悪役を使ったダークなストーリーになっているので、単純に比較するのは難しいです。
全く別物と考えて、新しい目線で見たほうが作品を楽しめると思いますよ。
前作品の評価が高いと大変だな。どちらも面白いので楽しんで読んでほしい。
戦隊大失格は面白い!評価が高いワケを解説!
つまらないという評価がある戦隊大失格ですが、実際は面白く評価が高いです。
ここでは以下の4つの魅力について詳しく解説していきます。
- 下っ端悪役が主人公という異色な設定
- 謎や伏線が多くサスペンス要素がある
- 圧倒的に綺麗な画力
- 魅力的なヒューマンドラマ
それぞれ詳しく解説していきます。
下っ端悪役が主人公という異色な設定
面白い理由一つ目は「下っ端悪役が主人公という異色の設定」です。
「戦隊大失格」は悪の怪人軍団に属する戦闘員Dを主人公としています。
第一話は長年にわたるヒーローと怪人軍団の戦いが実は茶番だったことが分かる場面から。
怪人軍団はわずか1年で大戦隊に全幹部を倒され、以降は週一回、民衆の前で戦うという契約で敗北を演じ続けていました。
戦闘員Dはこの状況から脱出し、反旗を翻すために戦隊の内部に侵入します。
以降、下っ端主人公ならではの物語が進行していきます。
この設定が面白い!と思われる方も多いのではないでしょうか?
謎や伏線が多くサスペンス要素がある
戦隊大失格が面白いと言われる理由二つ目として「謎や伏線が多くサスペンス要素がある」が挙げられます。
主人公だけではなく、各主要登場人物が多くの謎を抱えていて、伏線が多く張り巡らされています。
魅力的な伏線が多いことは、後に回収した際に読み手側に快感を与えることでしょう。
この物語は戦闘員Dが大戦隊内部に潜入する物語でもありますが、どのようにして信頼を得ていくのか、またその中で起こる裏切りや意外な同盟は大きなサスペンス要素となっています。
これも魅力の一つだな。詳しい内容はネタバレになるから言えないが・・・ぜひ自分で読んでみてくれ。
圧倒的に綺麗な画力
「圧倒的に綺麗な画力」は春場ねぎ先生原作であれば言わずもがな。
作者の春場ねぎさんが描く絵は、総じて綺麗と評価が高いです。
特に人物については、カッコイイ、キレイなどと評価が高く、本作は戦闘シーンなど派手な描写もあるので画力が存分に表れています。
読み進めていく上で不快感のない綺麗な絵は、スッと読める要因の一つでもあります。
魅力的なヒューマンドラマ
四つ目の魅力は「魅力的なヒューマンドラマ」です。
主人公の物語、ヒーロー側の物語など作中には多くの物語が描かれています。
一例として主人公の目的ですが「偽りの戦いからの脱却」と「悪の怪人軍団の立場」を改善することにあります。
彼は大戦隊に潜入し、内部から組織を潰すことを目論見ます。
この過程で、彼は人間に擬態し、桜間日々輝という人物として活動しながら、大戦隊のメンバーやその他の関係者と複雑な人間関係を築いていくのです。
戦闘員Dは大戦隊のメンバーを欺きながらも、彼らとの間に友情や信頼関係を作っていき、その過程で彼の思惑や背景が徐々に明らかになっていきます。
特にこの主人公の背景に注目ですね。
戦隊大失格の打ち切りの噂って?炎上がひどいとは?
2024年現在、打ち切りという事実はありません。
打ち切りの噂は、単行本は通常2~3カ月で発売されるところ、3~4巻発売の間が5カ月ほど空いたことに起因しています。
また、過去に本誌で編集さんが感想をツイートしてください!と懇願したものの、編集者が作品批判のツイート主をブロックして炎上に繋がったことがあるようです。
この炎上というネガティブな事実も「打ち切り」とイメージが繋がったのでしょう。
打ち切りの噂の理由は、編集者による炎上と、発売時期の延期にあったわけです。
戦隊大失格はつまらない?面白い?打ち切りの噂の理由はひどい炎上?|まとめ
本記事では、戦隊大失格はつまらない?面白い?打ち切りの噂の理由はひどい炎上?と題してお伝えしてきました。
紹介した内容を簡単にまとめると、
- 戦隊大炎上はつまらないと言われる理由は主に「設定やフォントが分かりづらい」「逆張りの設定」「前作からの期待感」
- 魅力は「異色な設定」「謎や伏線、サスペンス要素」「圧倒的な画力」「魅力的なヒューマンドラマ」
- 過去に編集者起因でひどい炎上が起こったが、現時点で打ち切りはなっていない
前作品と合わせて色々な意見があると思います。人によっていろいろ評価は分かれますが、全体的には面白い作品であることは間違いないです。
アニメ化もされるから、是非チェックしておいてほしい作品だな。