今回は、虎杖悠仁は領域展開できる?術式は覚醒後どうなったか考察!【呪術廻戦】をお届けします。
現在怒涛の展開を見せている「呪術廻戦」ですが、2024年4月22日に掲載のストーリーにて主人公、虎杖悠仁の出生の事実も判明し、更に盛り上がってきました。
元々は術式を使えませんでしたが、256話で覚醒し黒閃を使いつつ宿儺に立ち向かい続けています。
今後、覚醒によって他の術式の使用や領域展開の可能性はあるのでしょうか。
256話で覚醒、休載を挟んだ257話では黒閃を連発した戦闘でした。
今まで沈黙していた分、今後黒閃以外の術式も出てくるのでは?と期待してしまうよな。今後を含め、どう成長するのか考察していくぜ。
虎杖悠仁は術式を元来持っていない
領域展開するためには、術式を持っている必要がありますが、虎杖は元来術式は刻まれておらず、呪術は使用できないはずでした。
しかし、身体能力はずば抜けて高かったため素手での戦闘能力は元から備わっていました。
宿儺の器になったため呪力を使えるようになり、戦闘スタイルも呪力を使ったものへ変化。
当初の体術に呪力を乗せた技と黒閃を会得したきっかけを解説します。
呪力を乗せた体術が当初の攻撃スタイル
一般人として生まれましたが、呪力を得たことで逕庭拳(けいていけん)という技を習得します。
訓練中に偶然生まれた技ですが、元より備わっていた人間離れした戦闘能力に加えて、その攻撃に呪力を流し込むという、虎杖に合った戦闘スタイルになりました。
偶然習得した技だったため、呪力操作ができるようになってからはあまり出番はありません。
後に東堂から黒閃を学ぶ
逕庭拳を前向きに捉える仲間が多い中、異を唱え黒閃(こくせん)を教えたのが東堂でした。
呪力を狙って攻撃に乗せないと特級呪霊相手には通用しないと、将来を見据えての助言でした。
黒閃とは、呪力同士がぶつかった時に生じる空間の歪みのことで、現在狙って黒閃を出せる呪術師はいません。
しかし、習得した後の虎杖はゾーンに入ると黒閃を連発し、現在進行中の宿儺戦では1話だけで7回、前話を含めると8連発可能です。
生まれてからずっと呪術に馴染みのない生活だったのに、1年ですごい成長ですね。黒閃、まだまだ連発記録は伸びそうな予感がします。
虎杖悠仁が覚醒で領域展開ができる可能性と能力予想
2024年4月最新話時点では領域展開はされていませんが、不可能ではないと言えます。
狙って出せないと言われる黒閃を連発したり、一握りしか扱えない反転術式を使えるようになったりといった器用さがあるからです。
できるようになるとしたら、どういった能力になるのか考察します。
伏魔御廚子が最有力候補
宿儺の術式が身体に刻まれる可能性が高いため、「伏魔御廚子」が有力だと考えられます。
また、同じ魂を持っているとも宿儺自身が明かしており、同じ領域展開ができても違和感はありません。
まだ術式を覚えたばかりですが、戦闘スキルの高い虎杖なので、クライマックス間近には同じ領域展開がぶつかり合う、そんな熱い展開が見られるかもしれませんね。
覚醒で得た術式の拡張もありえる
もし、領域展開ができない場合でも、今回の覚醒で露見した「赤血操術」などを拡張術式でオリジナルの技にし繰り出す可能性もあります。
虎杖が使った「超新星」も、そもそもは脹相の拡張術式によるオリジナルの技。
御廚子を出したときも現代に合わせた表現だったことから、覚えた術式からオリジナルの技を生み出すのも見られるかもしれません。
覚醒したばかりでここまで見せられると、領域展開だけに絞らず可能性は無限だと思わされますよね。
虎杖悠仁の術式は覚醒後どうなった?術式一覧を紹介
領域展開の可能性に差し当たり、虎杖が身につけている可能性がある術式について紹介します。
宿儺戦までに明らかになってた技は反転術式と黒閃でしたが、覚醒により黒閃以外の技も見られました。
宿儺が抜けた後「殺すためになんでも喰う」と言っており、なにかを取り込んで得た技だと考えるのが妥当でしょう。
では、今回の戦いの前と最中にて見られた技の内容や、今後使用される見込みが高い技を解説していきます。
術式①赤血操術
赤血操術とは、有害になった自分の血液を操作し、遠近自在に対応できる術式です。
呪胎九相図の残りの呪物を食べていたことが明らかになり、脹相が使用していた「超新星」や「穿血」を使用する場面があました。
また、「百斂はまだ上手く扱えない」と脹相は言っていますが、今回の覚醒で扱えるようになるのではと予想されます。
術式②御廚子
御廚子は宿儺が持つ術式ですが覚醒後に放っており、「宿儺の術式が身体に刻まれる」との当初の予測が現実になるのも近いと考察されます。
宿儺へ向けて柱の一部を投げる直前、切り取り線マークが浮かび上がっており、その通りに切断されました。
同じ術式でも時代によって表現が変わるとあるので、現代に合わせた御廚子にアップデートされているのでしょう。
一発目は「覚えたてで威力が低い」との評価だったが、急成長中だからこの戦闘でどこまで磨かれるのか期待大だな!
術式③入れ替わりの術式
宿儺との戦闘が開始される前、日下部と入れ替わっている描写がありました。
その時には詳しく説明されませんでしたが、術式を扱えるようになったため、入れ替わりの訓練中だったと今なら捉えられるでしょう。
ただ、「入れ替わり」により何をするつもりなのかはまだ明かされてはいません。
しかし、恵を宿儺から取り返す決意をしているので、その時に活躍してくる技ではないでしょうか。
術式④反転術式
反転術式を会得したことは248話ですでに判明しています。
上級のごく少数しか使用できませんが、呪術操作を磨けば後天的に会得可能で、致命的と思われる損傷を何度も再生させてきた術式です。
宿儺、乙骨、家入は他人の治癒も可能ですが、五条は自身の治癒に特化していました。
虎杖が自身のみの治癒か他人も可能なのかはまだわかりませんが、元来のタフさに加えてこの術式なので、鬼に金棒と言えるでしょう。
術式⑤他の兄弟の術式
これはあくまでも予想ですが、呪胎九相図の取り込みにより、脹相の兄弟6人分の術式も扱えるようになったと考えられます。
脹相達は加茂憲倫によってつくられたため、共通して赤血操術を扱いますが、兄弟でも生得術式が違うため、四~九番の兄弟にも違う特徴がある可能性も否定できません。
腕が変わっていたのも、「残った兄弟を取り込んだため」だと明かされており、今後も身体的にも技にも変化が出てくるかもしれません。
扱える術式の数が急増しているし、宿儺が恵に入ってからの成長が著しいのが実感できたぜ。脹相の残った兄弟6人の特徴も明かされる時がくるかもしれないな。
虎杖悠仁は領域展開できる?術式は覚醒後どうなったか考察!【呪術廻戦】|まとめ
この記事では、虎杖悠仁は領域展開できる?術式は覚醒後どうなったか考察!【呪術廻戦】をお届けしてきました。
ここで、これまで解説してきた今回の記事を簡単にまとめます。
- 虎杖悠仁は当初は逕庭拳という体術が基本の技のみだった
- 脹相やその兄弟の術式を扱えるようになった
- 領域展開ができる可能性はゼロではない
今回の覚醒によって主人公の見せ場が一気に来ましたね!現在は黒閃中心の戦闘ですが、今後の技の変化も楽しみです。
覚えたてだからこその柔軟さが出てくるのでは?と考えてしまうよな。宿儺戦真っ只中の呪術廻戦、今後も目が離せないぜ!